足がつる原因

足がつる、こむら返りは、足の筋肉の痙攣で、ふくらはぎ(こむら)に起こることが多いので「こむら返り」といいます。
その原因は筋肉が疲れ過ぎて、うまく神経系統との連携がとれないことで起こってきます。スポーツをする人の場合でも、準備運動の不備や水分不足でも起こりえます。あと「静脈のうっ血」「ミネラル・ビタミンの不足」「何らかの基礎疾患」も原因です。
病気のように思うけど病気ではなく、足つりが頻繁に起こる人は、カルシウムやマグネシウム不足だったり、椎間板ヘルニアや糖尿病、動脈硬化が疑われる可能性もあります。
足つりの際、痙攣することもあることから、神経の流れが局所的に麻痺することで起こると考えられています。
胃腸の働きが低下し、血液やリンパの流れが滞り、それが自律神経の働きを低下させるとされます。
それによって他の臓器の働きも悪くなると言うような悪循環に陥り、人の体に色々な症状を発生させ、その一つが、足つり痙攣こむら返しと言われているものなのです。
足がつる、こむら返りが起きた時に応急処置をしないと、ふくらはぎの痛みが出て、肉離れ(筋挫傷)を起こす場合もあります。

足がつる対処方法・治療方法

足つりがひどい時は、筋弛緩薬、抗不安薬、漢方薬などが用いられます。
一般的にはビタミンEの摂取や、スポーツ後では筋肉の疲労を取ることが効果的とされます。
血行を良くする意味で、スポーツマッサージや指圧などを早く行い、スポーツドリンクなどで水分や電解質の補給を心がけることが大切です。
足がつるのを防止する栄養素として役立つミネラルで、最も不足しがちなのは、マグネシウムです。マグネシウムは体内で不足しがちな上、薬などでも消耗するため、様々な要因で不足しがちです。
足がつる、こむら返りの原因の多くは「ミネラル不足による筋肉の異常収縮」です。ミネラル不足は、食事の影響も大ですが、急激な運動、冷え、水分の不足、血行不良によっても起こります。
ゴルフのスイングで蹴る動作をする時は、ふくらはぎを瞬時に収縮させます。その時に、ふくらはぎが痙攣し激しい痛みで動けなくなることがあります。
応急処置として、消炎鎮痛剤のバンテリンなどを塗ると効果的です。ふくらはぎに擦り込むと2〜3分で痛みがとれ、つりも無くなります。ゴルフで足がつる人は夏に多いため、脱水症状も大きな要因と考えられます。

足つりに効く漢方薬

足つりがひどい時は、筋弛緩薬、抗不安薬、漢方薬などが用いられるそうです。
漢方処方としては、芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)が発作の緩和に即効性があり有効です。
芍薬甘草湯は、その名が示すよう“芍薬”と“甘草”の2種類からなります。どちらも、痛みを緩和する作用をもつ生薬です。
芍薬甘草湯を飲むと、10分と経たないうちに足つりの症状が消えて楽になります。
芍薬甘草湯は、発汗が過多の後、邪気が内に迫って筋肉の拘急、腰脚の攣急などが出たときに攣急や疼痛を緩解させる目的で頓服として用います。まさに足つり“こむら返り”の症状にあてはまります。足つりの症状が激しい場合にも、飲むとたちまち杖が要らなくなることから、去杖湯(きょじょうとう)とも呼ばれています。
芍薬甘草湯は、足つりがなどの筋肉の痛みだけではなく、腹痛にも効果があります。また、糖尿病、肝硬変などの病気が原因でおこる“こむら返り”にも短期間の服用で効果が出る場合が多いようです。ただし、甘草を含むので、大量に服用するとむくみが出たり、血圧上昇などの症状が出るアルドステロン症となるため、長期服用には注意が必要です。

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